2009.06/27(Sat)
海の男、サイパンにあり
その日はsea force の坂松さんと1家族4名の組み合わせで、インリーフ沈船からのスタートでした。
1本目を終了して、2本目はアイスクリーム。
移動途中、インリーフのライトハウス近くのブイで水面休憩を取ることにしました。
この日は北方面から少しうねりがあったので、リーフ内は少し流れがありました。
沈船もしっかり流れていましたが、そのぶん透明度が良かったので、まずまずのダイビングでお客様もおもしろかったと移動中、会話が弾んでいました。。
少々揺れるリーフ内をゆっくり走り、休憩場所のブイに近づきロープを拾いあげようと、アプローチしていきます。
思いのほか、ブイ付近の流れは早く、それを見越しながらじわりじわりとブイに接近します。
クルーがボートフックでロープを引掛け、手早くクリートに掛けたのは良かったのですが、運悪くボートフックがロープとボートの間に挟まれてしまい、強い流れの影響でなかなか外れません。
2人掛かりでロープをかけ直していると、フッとロープの力が抜け、その拍子にボートフックは水面にポチャリ。
「あっ!!」と、いう間にあえなくボートフックは流れに乗って海面をすーと遠ざかっていったのでした。
『行ってしまった』と思った瞬間、後ろの方から、バシャーンと水音が。
「え?」
『誰か落ちた?』
後ろを振り返ると、なんとシーフォース坂松さんが流されているボートフックに向かって泳いでいるではありませんか。
ほどなくボートフックをキャッチした坂松さんは、ボートフックを片手に持ちながら、ボートに戻ろうとしていますが、流れが早いうえに片手が使えませんので、思ったように泳げず苦戦しています。
「ガンバレー、ガンバレー」と声援を送るお客様。
『ブイを投げなくては』とボートの後ろに移動して、ロープがついた赤いリングブイを投げますが、向かい風の為、なかなか思った所に届きません。
2度、3度と投げているうちに、坂松さんの泳ぐペースが落ちていくのが見てわかります。
『うまく飛べよ』と、祈りながら5回ほど投げたとき、リングブイが坂松さんのちょうど前に着水。
見事、坂松さんはブイをキャッチし、クルーとロープをたぐり寄せ、坂松さんは無事ボートに戻って来られました。
はしごを登ってデッキに立った坂松さんはニコリと笑いながら「はい」とボートフックを渡してくれました。
その時の坂松さんはとてもさわやかでカッコ良かったです。
まさに、白い歯が”キラリン”と光る感じでした。
坂松さんは以前にも、流されかけていた同僚ガイドを体にロープを巻き付け、泳いで助けたと聞いています。
なんの躊躇もせず、自らの危険を冒して、人を助ける。
「海の男」
ここ、サイパンにありです。
1本目を終了して、2本目はアイスクリーム。
移動途中、インリーフのライトハウス近くのブイで水面休憩を取ることにしました。
この日は北方面から少しうねりがあったので、リーフ内は少し流れがありました。
沈船もしっかり流れていましたが、そのぶん透明度が良かったので、まずまずのダイビングでお客様もおもしろかったと移動中、会話が弾んでいました。。
少々揺れるリーフ内をゆっくり走り、休憩場所のブイに近づきロープを拾いあげようと、アプローチしていきます。
思いのほか、ブイ付近の流れは早く、それを見越しながらじわりじわりとブイに接近します。
クルーがボートフックでロープを引掛け、手早くクリートに掛けたのは良かったのですが、運悪くボートフックがロープとボートの間に挟まれてしまい、強い流れの影響でなかなか外れません。
2人掛かりでロープをかけ直していると、フッとロープの力が抜け、その拍子にボートフックは水面にポチャリ。
「あっ!!」と、いう間にあえなくボートフックは流れに乗って海面をすーと遠ざかっていったのでした。
『行ってしまった』と思った瞬間、後ろの方から、バシャーンと水音が。
「え?」
『誰か落ちた?』
後ろを振り返ると、なんとシーフォース坂松さんが流されているボートフックに向かって泳いでいるではありませんか。
ほどなくボートフックをキャッチした坂松さんは、ボートフックを片手に持ちながら、ボートに戻ろうとしていますが、流れが早いうえに片手が使えませんので、思ったように泳げず苦戦しています。
「ガンバレー、ガンバレー」と声援を送るお客様。
『ブイを投げなくては』とボートの後ろに移動して、ロープがついた赤いリングブイを投げますが、向かい風の為、なかなか思った所に届きません。
2度、3度と投げているうちに、坂松さんの泳ぐペースが落ちていくのが見てわかります。
『うまく飛べよ』と、祈りながら5回ほど投げたとき、リングブイが坂松さんのちょうど前に着水。
見事、坂松さんはブイをキャッチし、クルーとロープをたぐり寄せ、坂松さんは無事ボートに戻って来られました。
はしごを登ってデッキに立った坂松さんはニコリと笑いながら「はい」とボートフックを渡してくれました。
その時の坂松さんはとてもさわやかでカッコ良かったです。
まさに、白い歯が”キラリン”と光る感じでした。
坂松さんは以前にも、流されかけていた同僚ガイドを体にロープを巻き付け、泳いで助けたと聞いています。
なんの躊躇もせず、自らの危険を冒して、人を助ける。
「海の男」
ここ、サイパンにありです。


